INTERVIEW

人の温かさが、現場を動かす力になる。日工建材工事部の仕事

建材工事部長 N.Kさん
建材工事部長 N.Kさん
INTERVIEW

見えない場所で、建物を支えるしごと。

私たち建材工事部の仕事は、一言で言えば「建物の内側をつくる」こと。耐火被覆や断熱工事、吸音性の高いグラスウールを使った工事など、建物の見えない部分を支えています。ビルや商業施設、ショッピングモールなど、大きな建物に関わることが多いですね。


弊社の強みは、“断熱工事”と“耐火工事”のどちらもできること。普通は別々の会社が担当するところを、うちは一貫して請け負えるんです。その分、現場での調整がスムーズで、品質の管理もしやすい。営業でも「どちらも任せてください」と一つのチームで提案できるのが大きな強みです。最近は温暖化対策の影響もあって、断熱のニーズもどんどん増えています。

そしてもう一つの特徴は、営業と工事を分けずに、どちらも部内で完結させていること。仕事の依頼を受けて、見積をつくって、職人さんを手配し、現場を動かす。最初から最後まで責任を持ってやりきるのが、私たちのスタイルです。現場では毎回ちがう条件の中で図面通りにいかないことも多いからこそ、その場の判断力や対応力が試されます。

丁寧にやれば、必ず誰かが見てくれている。

建材工事部が担う仕事は、表からは見えない。でも「丁寧にやれば、必ず誰かが見てくれている」と、私はずっと思っています。現場では、監督からの指示を受けて職人さんに伝える、いわば“間”の立場で、板挟みになることもありますし、思うようにいかないことも多い。

でも、どんな状況でも一つひとつ丁寧に対応していくと、ちゃんと誰かがそれを見てくれているんですよね。それが次の仕事につながったり、「またお願いしたい」と声をかけてもらえることもある。そんな瞬間に、この仕事をやっていてよかったなと思います。

トラブルの対応でも同じです。最初はお叱りを受けることもありますが、真摯に、そして迅速に対応すれば、やがて「よくやってくれた」という評価に変わる。そうした信頼の積み重ねが、私たちの仕事を支えてくれているのだと思います。

大変なこともありますが、最後に「よくやってくれた、ありがとう。」という一言で大体は報われますね。

建材工事に携わって30年以上。日工という会社について感じること。

入社当初はとにかく必死でした。社歴を重ねるにつれて、自分の仕事が少しずつ認められるようになり、お客さまからも信頼をいただけるようになって、今の立場を任せてもらえるようになりました。振り返ると、本当にいい会社に巡り会えたなと思います。

正直、私のような人間でも“部長”と呼ばれ、責任ある立場に立たせてもらっているのは、会社という大きな看板があってこそ。その看板を汚すようなことだけは絶対にしたくない、そんな思いが今は強いですね。

30年以上勤めてきて、この会社の魅力は「人の温かさ」だと思います。みんな優しくて、人間的。仕事のときは真剣そのものだけど、仕事を離れれば冗談を言い合って笑い合える。そういう“メリハリ”が自然に根づいているんです。

先代社長のころから、「遊びの計画がたてられないやつは、仕事の計画もたてられない」と言われてきたように、しっかり働いて、しっかり楽しむ。その感覚があるから、現場の空気も明るく、チームとしてまとまりが生まれているんだと思います。

現場を支える“人”のために、できることを少しずつ。

とにかく、職人さんがもっと稼げるような世界にしたいと思っています。夏も冬も関係なく、最前線で建物を形にしている職人さんが、どうしても下請け構造の中で、一番報われにくい。

だからこそ、うちの会社では外注さんだけじゃなく、自社で職人を雇用していく形を少しずつ進めています。できれば安定した給料をもらって、社会保険にも入って、安心して働ける環境を整えていきたいんです。

結局、この業界を支えているのは“人”だと思います。資格や経験も大切ですが、「この人と一緒に仕事がしたい」と思われる人を育てていきたいし、そういう人たちがきちんと報われるようにしたい。若い方でも、未経験でも、やる気があれば誰でも現場に立てる。そういうチャンスを広げていくのも、私たちの役目だと思っています。